情報は、光通信ファイバーの光信号として、ある時はコンピューターの中の電気信号として、また、ある時は、フロッピーディスクの磁性信号として、様々に形態を変えながら、われわれの社会の中で流通している。像情報工学研究施設は、この様に様々な形態で表現される情報を「情報像」として捉え、これを扱う基礎科学と工学を研究することを目的としている。これには、像の入力から出力に至る、記録、記憶、変換、伝達、処理、表示、ハードコピー等のソフト技術からハード技術に至る広範な情報技術が含まれる。最近では、情報の受け取り手である人の情報処理に関する研究や情報の資源化、情報の価値を高めるための技術についても研究対象を広げている。 。

研究部門
  1. 情報記録
  2. 像情報解析
  3. 像情報システム
  4. 応用画像
  5. 知的システム
  6. 電子行政システムケア工学(NTTデータ)寄附研究部門
研究領域と課題

●像の入力、記憶、変換、表示、記録、ハードコピーなどを目的とした新しい機能材料とそれを用いる先端デバイスの開発に関する研究: 液晶性有機半導体や低温多結晶Si等の大面積半導体材料、半導体スピントロニクス材料・物性とそのデバイス応用

●像がもつ情報を正しく認知し、それを最大限に利用するための情報の解析や処理の方法に関する研究: CTや内視鏡などの医用画像の画像処理、3次元画像の記録や表示、高忠実な画像再現

●像の持つ情報の分野や学習に基づく3次元世界の概念構築と認識・理解に関する研究: 統計的画像処理による画像の分割や動き検出に基づくシーンの理解、画像計測に基づく物体表現とその応用、異なる視点および解像度で観測された像からの情報統合

●パターン認識や画像理解等に関する新手法の研究: 神経情報処理モデル、人の知覚・認知特性、画像符号化、超並列画像処理、パターン認識、マルチモーダルな次世代ユーザーインターフェース、物性や波動現象に基づく超並列計算

●像に対する人間の知覚情報処理に関する新手法の研究: パターン認識、パターンベース推論,人工脳、自己増殖型ニューラルネット、ヒューマノイドロボット,認知発達ロボティクス

●電子行政システムケア工学は、電子行政システムにおけるITガバナンスの手法と、電子行政サービスの向上を実現するための電子私書箱についての研究を行う

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