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機械宇宙システム専攻 Department of Mechanical and Aerospace Engineering

対人地雷除去・撤去ロボット
人類が地上から無限の宇宙に向けてその活動の場を広げる「宇宙時代」の工学技術には、従来の地球内に限定された技術の枠を乗り越える宇宙的・極限的な視野が必要である。本専攻には、宇宙に代表される極限環境において発現される数々の物理的諸現象の基本原理を学び、新規な現象の解析と知的創造力を育成する自律的研究活動を実践することが可能な講座が用意されている。最先端の研究を通じて広範で実践的な工学知識を習得しながら、宇宙分野に限らずあらゆる未知の技術分野に対して興味を持ち、積極果敢に未知の問題に挑戦できる創造性溢れた人材を育成する。
なお、機械系3 専攻では、大学院授業科目を3 専攻一体化して実施し、大学院論文研究の研究指導を通した研究者・技術者としてのリテラシーの教育の実質化を試行している。
講座・分野
- 極限熱流体力学講座
本講座は高速流体力学分野、熱エネルギー変換分野、宇宙熱流体力学分野の3分野により構成されており、宇宙空間に代表される極限環境における人類の活動にとって重要な熱流体力学現象について教育研究を行っている。具体的には極限環境下における高速流体力学、熱物質移動現象、エネルギー変換、燃焼、宇宙ロボットなどの諸問題を取り上げ、熱流体力学の観点から理論的体系化とその実用化を図っている。
- 機械創造学講座
本講座は機械創造に関する基礎学問とそれのロボット工学と宇宙工学への応用学についての研究を行っている。「機能要素分野」では、機械の要素技術とトライボロジーに関する研究、「ロボット創造学分野」では、知能化された機械システムの典型例であるロボットの創造設計学、「宇宙機械システム分野」では、宇宙にかかわる構造学、制御工学、ロボット工学を研究している。
主な授業科目
- 宇宙システム工学特論
- 構造動力学特論
- ロボット工学特論
- 宇宙開発工学特論
- 宇宙開発応用特論
- 極限エネルギー変換特論
- 数値熱流体力学特論
- トライボロジー特論
- 流体物理学特論
- 接合工学特論
衛星と分離機構の組立
水陸両用ヘビ型ロボット
小型衛星振動試験