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土木工学は、社会・経済活動の発展や生活環境の向上の基礎となる、様々な社会資本形成に関連した、総合的な学問である。本専攻は、土木工学に関する専門知識・技術を習得するとともに、高い倫理観と幅広い視野を持ち、土木技術が自然環境や社会環境に及ぼす影響を理解した上で、様々な社会資本を合理的に形成、維持、管理できる人材を育成する。特に、土木分野におけるリーダーとしての自覚を持ち、国際的にも活躍できる高度な技術者ならびに研究者の育成を目的としている。
学部では、数学、物理学を基礎科目とし、応用力学、水理学、土質力学、材料学、計画学を基幹科目としている。さらに都市工学、交通工学、橋梁工 学、海洋工学、地盤工学、環境工学、耐震工学など、広範囲な応用分野を体系的に修得していく。
大学院では、学部で修得した土木・環境工学全般についての知識、技術を基盤として、さらに高度な学問、技術を修得していく。土木工学専攻は、 履修の上では、(1)構造、(2)水・環境、(3)地盤、(4)計画、(5)材料、(6)地震、(7)基礎科目の7分野に分かれており、大学院生は各自の所属する系の科目に加えて、他の6分野のうち基礎科目を必ず含む4分野より、最低1科目履修することが求められている。
科目の履修に加えて、所属する研究室で、教官の指導の下に、修士論文、博士論文を作成していくことにより、技術者・研究者として基礎を修得して いく。