Top > 工学系のご案内 > 学科・専攻等の紹介 > 土木工学専攻

土木工学専攻 Department of Civil Engineering

images
羽田スカイアーチと首都高速道路

土木工学は、社会・経済活動の発展や生活環境の向上の基礎となる、様々な社会資本形成に関連した、総合的な学問である。本専攻は、土木工学に関する専門知識・技術を習得するとともに、高い倫理観と幅広い視野を持ち、土木技術が自然環境や社会環境に及ぼす影響を理解した上で、様々な社会資本を合理的に形成、維持、管理できる人材を育成する。特に、土木分野におけるリーダーとしての自覚を持ち、国際的にも活躍できる高度な技術者ならびに研究者の育成を目的としている。

学部では、数学、物理学を基礎科目とし、応用力学、水理学、土質力学、材料学、計画学を基幹科目としている。さらに都市工学、交通工学、橋梁工 学、海洋工学、地盤工学、環境工学、耐震工学など、広範囲な応用分野を体系的に修得していく。

大学院では、学部で修得した土木・環境工学全般についての知識、技術を基盤として、さらに高度な学問、技術を修得していく。土木工学専攻は、 履修の上では、(1)構造、(2)水・環境、(3)地盤、(4)計画、(5)材料、(6)地震、(7)基礎科目の7分野に分かれており、大学院生は各自の所属する系の科目に加えて、他の6分野のうち基礎科目を必ず含む4分野より、最低1科目履修することが求められている。

科目の履修に加えて、所属する研究室で、教官の指導の下に、修士論文、博士論文を作成していくことにより、技術者・研究者として基礎を修得して いく。

講座・分野

  • 社会基盤工学講座
    1. 施設造形工学
    2. 地圏工学
    3. 途上国インフラ整備工学
  • 広域環境工学講座
    1. 水圏工学
    2. 環境創造工学
  • 国土計画工学講座
    1. 都市施設デザイン
    2. 高度交通システム
    3. 安全創造システム(連携)

主な授業科目

  1. コンクリート構造特論
  2. コンクリート工学特論
  3. 弾性体力学特論
  4. 鋼構造特論
  5. 都市施設の耐震設計
  6. 地盤環境工学
  7. 地盤安定論
  8. 土質材料学特論
  9. 流体力学特論
  10. 都市環境衛生工学
  11. 交通計画特論
  12. 公共心理学
  13. 土木解析学
  14. 土木交通計画のための数理分析特論
  15. 数値解析法特論Ⅰ,Ⅱ

研究分野

  1. 鋼構造物の疲労と破壊制御
  2. 橋梁の設計維持管理
  3. 非破壊検査技術
  4. 地震工学
  5. 非線形変形解析
  6. 異方性弾性解析
  7. 地盤遠心模型実験
  8. 基礎の設計
  9. 地盤環境工学
  10. 地盤液状化
  11. 斜面安定問題
  12. 地盤改良・補強
  13. コンクリートの破壊
  14. 新構造形式のコンクリート橋梁
  15. 河川工学
  16. 環境水理
  17. 大規模流体解析
  18. 沿岸域環境問題
  19. 環境衛生工学
  20. 水環境化学
  21. 交通計画
  22. 交通工学
  23. 高度道路交通システム
  24. 交通・環境ミクロシミュレーション
  25. 交通行動分析
  26. 意思決定研究
  27. 社会的ジレンマ