Top > 工学系のご案内 > 学科・専攻等の紹介 > 経営システム工学科
現代の複雑な経営組織は、分析・総合による科学的アプローチにもとづく階層化によってのみ分析が可能であり、それを適切に設計、運用するには、様々な工学的アプローチが不可欠である。経営システム工学は、人、もの、金、情報が相互に関連し合っている経営組織のマネジメントに必要な、高度なエンジニアリングの基礎的な研究と教育を柱としている。このような高度なエンジニアの育成という観点から、本学科のカリキュラムは、深さと広さを兼ね合わせたバランス感覚のある人材の育成に重点をおいている。そのために、理工系、特に数理科学の基礎を持ち、人文社会科学の学習とともに、生産活動のマネジメント、システム工学の方法論などを履修する。また、経営システム工学の課題を主体的に研究し、その結果を表現する能力を養うために、3年次に少人数のゼミナールと現業実習など体験的に学ぶプログラムが用意されている。4年次では、卒業研究を通じて、問題発見と問題解決の能力をみがき、知恵のあるエンジニアを目指す。