Top > 工学系のご案内 > 学科・専攻等の紹介 > 機械知能システム学科
機械が人間の知的なパートナーとなるためには何が必要か.単なる「動く機械の設計」から,環境の情報を集め自分で動く「機械知能の創造」がその解である.これらを具体化するためには,「材料・熱流体・機械力学」,「数学・物理学」といった機械工学の基礎に加え,「ロボット・メカトロニクス」,「知能化レーザ・超精密計測」,「MEMS・次世代IC実装」,「ヒューマンインターフェース」などの技術設計や「知的統合生産」,「知能化材料」,「新世代エネルギー」などの技術開発,および「情報工学」,「環境問題」,「人間工学」といった異分野との統合が柱をなす.研究・開発を主体とし,機械知能を支える基礎学問の教育とその知識を生かした問題解決,システム設計と,社会に広めるための自己アピールのための能力獲得を教育目標とする.基礎科目をより深く修得するために,理論と実際の結びつきの理解を重視した講義・演習の一体化カリキュラム,その数理科学的な背景を重視した応用科目カリキュラムを構成している.特に,機械知能システム創造ではこれまでに習得した内容を用いて,知能化機械を設計・製作する。