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社会工学科は社会システムをデザインするスペシャリストを育てることを目的とする。
社会は美・善と醜悪、条理と不条理が混在し、過去と未来を内包しつつ変動する複合体であり、このような社会を理解するためには人文社会科学の奥深い知識と自然科学の基礎である数学が不可欠である。そこで、2、3年次には数理的解析法と経済学の最新の理論を学び、さらに人間環境の歴史、都市と地域の計画、社会学、法学、自己表現の方法としての空間デザインと情報システムの技術を習得する。ケーススタディを通した社会システムのデザイン実習により、これらの知識と技術の統合をはかり、4年次には研究室で卒業研究を行う。